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他人事

「ムンバイのホテルで乱射事件。邦人にも被害か。」 出張先のホテルのロビーにいたら突然マシンガンの弾が飛んでくる。 たまったもんじゃないなと思っていたけど、よくよく考えてみたら 他人事でもない。 こんなデータで可能性も危険性も予知できるなんて思ってもいない ですが、ひとつの目安として今かかわっている国々を調べてみると・・・ http://www.start.umd.edu/data/gtd/ ※the U.S. Department of Homeland Security (ドラマ24でブキャナン支部長の奥さんがいる役所)がメリーランド 大学の研究を元に作った世界のテロ事件に関するデータベース。 1998年から2004年に起きたテロ事件(「テロ事件」terrolism incident の定義はウェブサイトを見てください) インド 784件 フィリピン 380件 インドネシア 215件 タイ 71件 ・・・ このデータベースに入っている総件数が約10,000件であることを 考えると如何にこいつらが大きな数字であることか。 一方、ソマリアとかすでに事件が「日常」になっていてかつ報道や 統計が機能していないところのデータがないので、あくまでも参考値 なのだけど。さらに穿った見方をすればアメリカが当該国政府と 一緒に根絶しようとしている組織(アブサヤフとかJIとか)が 活動している国のデータが大きいのはどうしてだ? 他にも「あれ?この国ってこんなに少ないの?」っていう例が いくつかあるけど? などなどデータへの疑問はさておき、ある程度の目安としては目的を 達成している。 行ってる当事者は「まさか自分は」って思っていつもウロウロしてるし、 きっとその街に暮らしてるやつらだって「まさか俺が」と日常を 過ごしているはず。だからこそショックが大きいが故に、事件を起こす側 としてはそこが狙い目で後を絶たない。でも個人の力で根本解決は到底 無理なので、自分の身は自分で守る、以上。 教訓: 高いホテルには泊まらない。(泊まれない・・・) 高そうな服は着ない。(スーツ絶対NG) 屋外、人の多いところで日本語を大声で話さない。英語も然り。 とにかく目立たない。それでも外国人であることは一目瞭然。 必要以上にコソコソするとかえって不自然だけど。 自分はそこでは「ガイジン」であること、見られて