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Connect USA

敬愛する友人の @nakannen さんが企画したトークイベントConnect USA「時代を創る二つの作法」に参加した。 http://connectusa.jp/ 中島信也さんの「CM歴史絵巻」のようなプレゼンで会場が暖まり、渡辺謙さんがジョインするころにはあやうく本題を忘れかけそうになっていたけれど、中島さんの巧妙なモデレーションでちゃんと引き戻された。中島さんの話を聞くのは初めてだったけど、この方は天才だと思う。 正直なところを少しだけ言うと「役者やCMディレクターとしての仕事、映画や広告作品を作ること、それに対して真剣に向き合っている姿が本当に立派でした。感激しました。」というコメントだけで #connect USA のタイムラインが埋まってほしくない。 彼らが真剣に向かい合うものの「正体」はなにか。それに気がついている人たちに少なからず出会えた。そしてその行動は彼らだけのものではないということも、そろそろじわじわ広がっていってくれるといい。 まぁでも、そう固いことを言わずに謙さんの一ファンとしてのミーハーっぷりをさらけ出せば、例えば「硫黄島からの手紙」は10回見ました。いつも出張の機内で往復一回ずつ。ひとりでこっそり毛布をかぶって。そしていつも同じところで涙が出るのです。 「私たちがこの島を守る1日には意味がある」 「余は常に諸子の先頭にあり」 「ここはまだ、日本か」 日本とは、なにか。日本人とは、何者か。私は、あなたは、何者か。そして、なにを為すものか。 いやぁ、映画って、いいもんですねぇ。

アジアB級グルメマップのス〃メ

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クアラルンプールの市街は東南アジアの大都市の中でも格別に緑が多く、歩きやすく、デザイン性豊かな最新設備のビルが立ち並ぶことで有名です。もう好みの問題なのですが、個人的には一番過ごしやすい街だと思っています。 買えないものはなにもありません。「イスラム教の国」として「ハラルビジネス」の一大中心地として目されている反面、外国人やその他の宗教を信じる人にもオープンなので、例えばお酒を飲む我々にとってもまったく不自由がありません。 先日ふらりと入ったスノッブなバーでは、日本でも置いている店はそうはないシングルモルトにお目にかかったり。「もうすぐOECDに入るんじゃないの?」なんて専門家たちの間で必ずしも冗談ではない会話がなされてもいるように「中進国」から「先進国」へのgrowth pathを東南アジアで先頭に立って走っているのはマレーシアかもしれません。そう感じさせるなんとも豊かな空気感があるのです。(もちろん一部の地方ではそうではありませんが) そんな「歩ける街」クアラルンプールで楽しいのはなんといってもきれいなビルの街並みと絶妙なコントラストを織り成す路地裏B級グルメ探訪です。洗練されたレストランで頂く「ニョニャ料理(マレー料理と中華料理のハイブリッド)」も良いのですが、一歩きれいなビル街から足を踏み込むとそこにはこんな景色が広がってます。 近年発展してきた新市街からセントラル駅のある旧市街方面へと向かう、とある裏路地です。 ふらりと路地を抜けると忽然と姿を現す屋台村。 今回はお昼しか行く時間が取れなかったのですが、前回夜に行ったときの雰囲気はこんな感じ。 屋台といえどあなどるなかれ。冷凍冷蔵、超強火力ガスレンジを装備した新鋭屋台から生み出される炒飯は至極の味わい。ここまで旨い炒飯はそうお目にかかっていません。 行けそうな方は、以下の地図をご参考に。屋台村を入って左側の、上記写真にある赤いメニューがぶら下がっている店の、「おばちゃん」が作る炒飯が絶品です。「お兄ちゃん」が作っていたら、残念ながら普通です。このおばちゃん、「炒飯専属」なのでしょうか、ほかの料理はすべてもう一人のおばちゃんが作っていて、そのときは奥のいすに座ってタバコをふかしているのですが、炒飯のオーダーが入るや否やおもむろに腰を上げて劫火の上の鍋を呷るのです。ちなみにこのおばちゃんたちは英語NGなので、簡