お通夜

昨日は会社の先輩のお通夜でした。

享年49歳。2歳のお子さんと奥様を遺しての早すぎる死を悼んで、実に多くの人が会葬に訪れました。

鎌倉のはずれにある古刹のこざっぱりした境内の奥に佇む小さな庵のような別院を飾る山のような装花が、故人の人徳を雄弁に物語り、喪主を務めた奥様が気丈にもご挨拶にお越しになったときは、もらい泣きしそうで大変でした。

お清めも済んで、帰りしな。

「最後にお顔を見てお別れをしてあげて下さい。」

葬儀社の人に促されました。でも遺影の笑顔に、在りし日の大柄な体格と温厚な人柄を思うと、とても棺に近づくことが出来ませんでした。少し歳を取って逆に感傷的になったのでしょうか。

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