早朝から集まってます。

最近時流に乗って(?)「朝会」という勉強会を始めてみました。「丸の内朝大学」など他の若人(?)もすなるという巷で大流行の早朝勉強会を我もしてみんとしてすなり、と紀貫之チックな心境です。

今週第2回の集まりを開いたのですが、前回までの議論で整理した会の大まかな流れと狙いを忘れないように書いておきます。

(流れ・アプローチ)

「自分たちでアジェンダを決める」「急がない、じっくりゆっくり深く広く」


1.ミーティングは隔週1回。

2.各人が次のミーティングまでの2週間、日常を過ごす中で自分の立場、視線から世の中を見つめていて「気がついたこと」「気になること」を意識的にピックアップして、参考情報などと一緒に持ち寄る。

3.持ち寄った「気がついたこと」「気になること」について報告し合い、その中から次のミーティングで更に深く考えたいものをみんなで選ぶ。

4.次の2週間を使って同じテーマについて自分の立場、視線から調査し、分析し、考察を深めて再度持ち寄り報告し合う。原則2回で一つのテーマについて扱いたいが、メンバーが合意してより深く学びたい、知りたいという場合は当然この限りではない。

(狙い)

「コミュニケーション」「アジェンダメイキング」「エンロールメント」「アクノレッジメント」「サティスファクション」


1.自分たちではない他の誰か(セミナーの主催者とか)がアジェンダを定めるのではなく、参加するメンバーひとりひとりが自分の立場、それぞれの視線から日常を生きる上で「気がついたこと」「気になること」を持ち寄ってアジェンダから一緒に作る。
誰かが作った組織、誰かが考えたアイディアにただ乗っかるのではなく、自分たち自身が発案できるということがインセンティブと感じられれば会の参加に積極性と主体性が生まれ、結果として持続性が高まる。

2.メンバー自身の立場、視線から集めた「気がついたこと」「気になったこと」を元にアジェンダを作ることによって天から降ってきたようなものではない「地に足の着いたテーマ」を設定する。
但し、各論が集積したとしても、それらを包含するマクロ的視点、本質的議論に収斂し共有していかれるようお互い意識し、良い意味で「趣味的」または「蛸壺」にならないようナビゲートし合いたい。(当面僕が縁の下のファシリテーター的な役目を買って出ようと思っていますが、交代でその回のチェアを決めてやっていくのが理想です)

3.メンバー同士で「ディベート」や「論戦」をするのが目的ではない。

①自分の「気づき」を他人に上手く伝える、相手の「気づき」を努めて理解し共感するコミュニケーション
②小さな「気づき」を明確なテーマに進化させるアジェンダメイキング
③アジェンダを他者と共有し巻き込み合いながら考えを深めていくエンロールメント
④プロセスを通じてメンバー各々がお互いを認め合えるアクノレッジメント
⑤メンバーが会のプロセスに納得し、自分の参加動機を満たすことで達成感を感じられるプログラムサティスファクション

といったことを通じてみんなで成長したい。

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